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2008年3月16日 (日)

モンハン妄想生活 第4話

「蒼き狩人の咆哮」

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ナマ「さぁ…かかってこい!仲間の仇を取りにこい!!」

いつもはとしてしか見ていなかった物の思わぬ反撃を受けたが、それでも彼等狩人にとっては仲間の死さえも、狩りの対象が狩れれば問題ないのだろう。

相変わらず1匹は陽動、もう1匹が側面より攻撃をしかける態勢を変えない。

先ほどの攻撃では側面側が先に攻撃を仕掛けてきたので、俺はまた同じだと考えていたが、今度は違っていた。

側面に気を取られていると、奴の顔がにやりと笑うように見えた。

来る!

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陽動と思っていた正面が、今度は鋭い嘴を大きく開き、俺に飛び掛ってくる。

ナマ「ちぃ!」

反射的に盾を構えることができたおかげで、腕を奴に持っていかれないで済んだのは幸運だった。

奴の全体重を掛けられた飛び掛りに、身体を仰け反りはしたが、すぐに体勢を直し、反撃に転ずる。

しかし、奴らもそう馬鹿ではない。

すかさず後退し、また俺の動きを見る…

奴らは仲間の死と引き換えに、俺の攻撃の間合いを覚えた。腕を最大に伸ばした状態、そして剣の長さを考慮した位置で、クケケケケと声をあげる。

ナマ「こいつは手厳しい…」

だが心の中では、この状況を楽しんでいる自分がいる。

強き物と戦え!

奴らの肉を切り裂け!

と俺の中の何かが…そう叫び続けている。

その感情に支配された俺の身体は熱く滾り、剣を、盾を構える腕に自然と力がみなぎってくる。

少しの時間…

10秒くらいか?それとも10分?

互いに距離を空けて1歩も動かない状況が続いていると、遠くから奇声が聞こえてきた。

その声に反応した2匹は、目の前にいる餌のことを忘れ、一目散に走っていってしまった。

ナマ「おい!まだ終わってないぞ!」

そういう声すらも無視して、奴らの姿はもう見えなくなってしまった…

ナマ「…ッチ」

まぁいい…まだ時間はある。

俺は早速先ほど倒した1匹の死体の前に立ち、剥ぎ取り用のナイフで剥ぎ取りを始めた。

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剥ぎ取ったのは奴の鱗つきの皮。

ついでに牙や爪も剥いでやろうと思ったが、何故だかナイフを取り出せない。

その上、死体が瞬く間に消えていってしまった。

いつも不思議には思っていたが、モスなども1回ナイフを入れるとすぐに死体が消えてしまう。

まぁ…仕方がない諦めよう。

剥ぎ取った物をポーチの中にしまい、俺は再び歩きだし…

そう、また俺はあの場所にたどり着いた。

先日ドスファンゴと戦った場所だ。

もしかしたら…

と思ってはいたが、白い牙獣の姿はなかった。

そして俺は、時間があるので周囲の散策をしてみることにした。

初めにドスファンゴがやってきた方向を見ると、緩やかな下り坂になっていて、降りしきる雨の音の中に、波音が小さく聞こえていた。

海が近いんだ。

せっかくだ。色々見てみよう。

坂を下りきると、小さな島が見える浜に到着した。

その左には洞窟が二つ見える。

俺は子供のように、冒険心に火がつき、奥に見えた洞窟の中に猛ダッシュで入った。

その中はとても大きな空洞になっていて、左側には見たこともない大きさの滝が流れていた。

ナマ「うわぁ…すげぇ!」

水しぶきが舞い上がり、戦いで火照った身体の温度を心地よく下げていってくれる。

正面を見ると、半透明の結晶群が岩からむき出しに出ているのが見えた。

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あれは一体何だ?

目に見える物全てが新しく、飽きる暇を与えてくれない。

早速その結晶の前まで行き、触れてみるとひんやりと冷たい鉄鋼のような感触だった。

ナマ「取れないかな?」

ここで俺はアイテムポーチから何かないか探してみると…

使えそうな物があった。

おやっさんが事前に用意してくれたピッケルだ。

ポーチから出し、結晶めがけてピッケルを振り下ろすと、結晶の一部が砕け散った。

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それを何度か繰り返し、手に入れたのは鉄鉱石と土の塊と氷の塊と石ころ。

石ころなんて村にでも十分転がっているので、そこらへんに投げ捨てる。

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そして、また俺に疑問が出てくる。

結晶は全然残っているのに、ピッケルでいくら採掘しても何も出てこない。

ナマ「まだ全然取れるじゃんか!」

また仕様か…

自分ではどうしようもない。

この世界の決め事というか、創造主の設定には従わないといけないから仕方がないよね。

そして。

石ころ大○ーグボール2.5号投げ終えると、洞窟の奥から先ほどみた奴と同じ獣が現れた。

ナマ「ようやくお出ましかい。さっきの続きといこうぜ!」

狩人と、狩人を狩る狩人は、再び互いの距離を測り、相手の動きを見合った。

状況はさっきと同じ、動かなければ何も変わらない。しかし…

動けない…

威勢を放ったのはいいが、相手は2匹、どちらかを攻撃すれば片方に隙ができてしまう。

どうしたらいい…?

先ほどと変わらず、生死をかけた戦いの中で、楽しんでいる自分がいる…が、その中でもまた別の自我が俺の行動を分けていく。

奴らを倒せ!

生き残れ…

矛盾する相対する考えで、頭の中はグチャグチャになっていく。

考えるのを止めて、逃げ出したくなる。だが!

それはできない!

俺はもう昔みたな生活には戻れない。

新たな道へ踏み出したばかりで逃げるわけにはいかない!

意を決して剣を構えた瞬間だった。

後ろから聞いたことのない音が聞こえた。

ガシャンという何かを装填するような音、と同時に!

ドン!という爆発音が洞窟内に響き渡る。

爆発音に驚き、後ろを少し見てしまった一瞬、1匹の蒼き狩人が俺めがけて飛び掛ってきた!

やられる!

と思った一瞬だった。

盾を構える前に、奴の顔面に弾丸が突き刺さり、弾丸が目の前で爆ぜた。

ナマ「っく!」

爆発の勢いと閃光が消えた後、1匹の狩人はすでに動かなくなっていた。そして俺がたじろいでいる間に2発目の発射音が鳴り響き…

俺を死角から攻撃せんとしていたもう1匹の横腹に弾丸が貫通した。

一体何がおきてるのかがさっぱりわからなかった。

弾丸が飛んできた方向を見ると、崖があり、その上に一人人間がいたのが見えた。

その手に持っている巨大な銃砲から硝煙が立ち昇っていた。

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ナマ「何だ?誰だあの人は…?」

だが、とにかく助かったのは事実、彼女が現れなければ混乱した頭で、あの2匹を倒さなければならなかっただろう…

ナマ「えっと…ありがとう~~~!助かりました~~~!」

俺が礼を言っている間に、彼女は新しい弾奏を装填し、再び構えると初めて声を出した。

Re「来るよ!武器を構えて!!」

え?

すると先ほど2匹が現れた方角から、赤く大きな鶏冠をつけた獣の姿が見えた。

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さっき倒した奴の1.5倍はあるその体躯…

長く鋭い爪、

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標的の肉を切り裂くために進化した足の鈎爪。

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そして頭の大きな赤い鶏冠。

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間違いない。こいつが奴らのリーダーだ!

仲間がやられ、その死体を確認すると、奴は天に向かって2度吼える。

その声は死んでいった仲間を弔うためのものなのか?

それとも俺らに対する威嚇なのかはわからない。

洞窟内に響くその声は、不気味なほど頭の中に響いて残っていく。

ナマ「こんな奴まで…」

俺は本当に何も知らない世界で過ごしていたのだとつくづく痛感した。

村の少し先には、こんな…

こんなにも自分の知らない世界があったなんて!

目の前に現れた強敵との戦いの始まりに、恐怖と緊張、戸惑いすらも俺の中では未知の世界への探求心に勝てなかった。

俺は今…喜んでいる!

蒼き狩人と若き狩人との衝突は、もう免れない。

彼にとって長い旅の始まりの合図は、この時だったのかもしれない。

そして、彼にとって一番の盟友となる者との出会いも果たしていたことを…彼は知る由もなかった。

Re「援護する!弾に当たるなよ!」

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ナマ「おう!」

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彼女の第3発目の狙撃と共に、俺のハンターとして初めての戦いは始まった。

「蒼爪の脅威」へ続く。

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コメント

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投稿: WRIGHT34Addie | 2012年2月 5日 (日) 13時57分

こんばんわ^^
第4話は二回も読みましたw
面白いですねぇ^~^
 
またまた、謎の戦士の登場w

ナマはこの後、どうなるんだ?

投稿: やっぺ | 2008年3月23日 (日) 23時40分

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