2008年2月18日 (月)

モンスターハンターF 妄想生活

皆さん超お久しぶり^^

UCGOも終わってしまい、今やモンハン漬けの永島っす(モンハン関係者様はナマハゲで^^)

Mixyの方でも書いたのですが、ちょっと自分を見失ってしまって、今まで日記やら小説やらをまったく書く気がおきず、だらだらと過ごしていましたが。

最近になってやっと元の状態に戻ったので、また痛い系やら寒い系やら妄想系やらを書いていこうと思います^^

FF11は…あまりのマゾさと、孤独感のため引退し、FMOも過疎化が激しいため引退。

今はモンハン一筋です。

そんな中、モンハンの中で妄想生活というかストーリーを考えたので、それを今回から書いていこうと思います。

私の所属する猟団 「ドス肉球」の皆様を巻き込んだお話です。

「なんかパクリっぽい」

「話にオチがない」

「オーソドックスすぎる」

等の

苦情、クレームは受け付けておりませんので!!

あしからず。

モンハン妄想生活第1話

「それは…白煙の向こうから…」

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ナマ「あ~~~~~~~暇だぁああああああああああ」

猫「みゃああ、そんなに暇なら、魚でも釣ればいいにゃあ」

ナマ「魚ぁ?そんなん釣ったって、どうせお前のストマックへ直行便じゃね~かよ」

 

この平和な村に生まれて、この平和な村で育ち、平和というものがなんなのかすら考えない毎日を過ごしていた。

遠くの街では、なんやら得体の知れないモンスターに襲われたとか。

とてつもなくでかい竜と戦った連中がいる…

とか

そんなの興味なんかまったくねぇ…

噂って~~のはでかくなってくもんだ。どうせそこら辺にうろついてる肉食獣のでっかい奴と戦った程度だろ。

そう。

噂なんだ。

と心で何度言い聞かせても、実際はその話が本当で、俺の知らない世界がきっとあるんじゃないかって思ってた。

時折村で酒を飲んでるハンター共が、その証拠だ。

奴等は色んな場所に出向き、見たことも聞いたこともない化け物と戦ってる…

それが楽しいものなのか?

それがお前らの使命なのか?

馬鹿馬鹿しい…

命をかけるなんて~~ことは、馬鹿がするもんだ。

そうだ!きっとそうに違いない!!

ハンター共=馬鹿なんだ!

またこんなことを考えている。

平和という退屈な時間の中で、俺は満たされない物があると、物心ついた時から感じていた。

それは、何なのか?

わかりもしない…

俺の中の親父の血が、俺を焦らせてるのか?

親父は、ハンターだった。

と村長から聞かされてる。

だった?どういうことだ?

何度も聞いたが、その答えは、村長をはじめ、村人全員が教えてくれない。

母は俺が10歳の頃、病で倒れ…帰らぬ人となった…

その母の最期の言葉。

「父さんは立派な人だった、父さんのように誰かを守れる強い人になって…」

思い出すとイライラしてくる。

俺達親子を置いて、どっかに行ったクソ親父のどこを尊敬すればいいんだ!

結局、母さんを…愛する人の最後すら見に来なかったクソ親父のどこを!!

ナマ「あああああああああああ!!!!」

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猫「!」

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ナマ「ああああああああああああああああ!!!!くそ!!」

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一体どうしろってんだ!

自分の中では、この平和から抜け出したい!何か新しいことをしたい!!

そういう思いと。

それは、あのクソ親父と同じ道を辿るかもしれない…

その思いが、ごちゃごちゃになって、混ざり合って…

俺の中を駆け巡っている。 

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ナマ「…くそ…」

焦っても仕方のないことは分かっている。

でも俺に何ができるんだ?

何も思いつかない…

思いつくことといったら…

腹が減ったので、何を食おうとか…

そんなことばかりだ。

よし!

考えていても仕方がない。

近くの森で、夕飯の材料でも採ってこよう。

思い立ったがなんちゃら…まぁいいことがある!

正確な意味すら思い出せないが、今すぐ行ったほうがいい!

何故か、その時はそう思っていた。

それが彼女等との出会い。

俺の人生を変えた、出会いだったんだ…

 

村を出て40分程度の密林。

村人もよく来るキノコ狩りの場所だ。

しかし毎回思うが…

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なんとも毒々しい色なんだが、村の者は皆これを取ってきて食っている。

中には、いきなり全身が麻痺して、動けなくなるっていうキノコもあるようで。

時には、爆発するようなキノコ、いきなり体力が上がったり、下がったりする奇妙なキノコも取れる場所だ。

そんなThe ロシアン・キノコ・ルーレット的な要素ばっちしな採取場所だが、まぁなんか取れたら猫に渡せば適当に料理してくれるだろう。

まぁぶっちゃけて言えば、あの猫共の料理自体がギャンブルみたいなものだ。

同じ食材なのに、季節が変わると恐ろしい物に豹変する。

どういった仕組みでそうなってるのかはまったくわからないが、まぁいいや。

目の前のキノコを適当に採取してると、目の前に緑色の物体が横切っていった。

表皮に苔を生やすその生き物はこの世界では「モス」と呼ばれる生き物だ。

キノコばっかり食っているせいか、その肉は柔らかくとても美味だ。

またまたぶっちゃけてしまえば、下手な猫のロシアンルーレット料理よりも、ただこいつの肉を焼いて食うほうがよっぽど安全でうまい。

ということで、愛用している包丁で奴を仕留め、肉を持って帰ることにした。

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ナマ「いやぁぁぁぁぁ、こいつの肉が手に入るとは、憑いてる、いや、ツイてる^^」

さて、この後どうしようか?

いつもこの場所より奥には行ったことがない。

奥には行くな!と村長からも言われてるが…

今日は行ってみよう…

まぁちょっとでかいモスがいる程度だろう♪

鼻歌交じりにその先の上り坂を上ってみる。

上りきると、そこは小さな平原だった。

よく見るとウチにいるような猫…?がいる。

なんか顔に布をつけているが…なんなんだろうか?

黒「みゅ?」

耳をピンと立てた黒猫は、奇妙に2~3回跳ねると、いきなり飛び掛ってきた!

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ナマ「おわああああああ!!!!」

ぶつかった拍子に、せっかく手に入れたキノコを黒猫が掻っ攫っていく。

ナマ「な!ちょ!!この黒猫があああああああああ!!!!」

今日の大事な夕飯(食えるかどうかは定かではないが)を盗られたことで頭にきた俺は、猫共を蹴散らし、無事キノコを取り戻すことができた。

その時だ…

茂みの奥からなにやら聞いたことのない鳴き声が聞こえてきた。

重く、響くようなその鳴き声…

モスのものではない!

それはすぐわかった。

そして…近づいてくる足音。

大地がかすかに揺れているのがわかった。

それは、確かに近づいている…

どこだ…?

平原の奥、海が見える下り坂にそいつは現れた。

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巨大な2つの牙を口元から生やし、全身を硬い剛毛で包んでいるその生き物は…

間違いなく…

モンスターだ!

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「ブゥ・・・ブヒィィィィィィイイイイイイ!」

その巨体に圧倒され、身体が固まって動きが取れない。

今持っている唯一の武器は包丁のみ…そして、使い古された鍋を改造した盾だけ。

あんな巨体の突進を、こんな盾で防ぐことなんてできやしない!

怖い…

真っ直ぐに立つこともできない…

包丁を持つ、左手の中が汗で濡れているのがわかる。

それをあざ笑うかのように、奴の鼻がこちらの臭いを嗅いでいる。

そして…

ザ…ザ…ザ…

奴が右前足を蹴りだした!

怒ったモスが同じ仕草をしているのを見たことがある!

勢いをつけた後、モスがした行動は…

突進が来る!!

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奴の身体が突進のための、溜めで後ろに 重心がかかった!

その瞬間、あの巨体が想像もできない速さで向かってきた。

奴との距離は一瞬で縮まっていく…

動け…動け足!!動け!!!!

動けえええええええええええええええ!!!

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ぐ…

周囲に飛び散る血の臭い…

あの巨体が通り過ぎていった空間の空気が引き裂かれ、それを元に戻すために風が吹く…

風が俺の鼻に獣の臭いを運んでくる…

先ほどまでの血の臭いを遠くにやってくれた風に感謝したい…

俺は奴が来る瞬間に、横に避けることができた。

ほんの数秒遅かったら、今頃は死んでいたかもしれない。

そして避ける瞬間、全身の力を込めて、包丁を奴の身体に食い込ませた。

奴は自らの勢いで、身体に刺さった包丁により肉体を裂かれた。が!

「ぐ…ぐぅぅぅぅううう…ブゥゥゥヒイイイイイイイイイイイ!!!」

あの硬い表皮の上っ面を斬った程度で、ダメージはなく、逆に奴を怒らせる結果にしかならなかった。

その上、無理な体勢で包丁を持ち、勢いに負けないように踏ん張った腕と手は、既に限界に達し、動かすと激痛が走った。

ナマ「っつぅ…」

しかし、これで踏ん切りがついた。

痛みのおかげで、恐怖を抑えることができる。

動ける!!

こうなったらひたすら逃げるしかない!

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奴は態勢を直し、また2~3度地面を蹴り付けると、再度突進をしてきた。

が、今度は足が自在に動ける状況だ。

直進しかできない奴の突進なら横に逃げれば問題はない!

はずだった…

自在に動いていた足も、極度の緊張からか、何もないはずなのに、足がもつれてバランスを崩してしまった。

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もうだめだ…

ここで死ぬんだ…

立ち上がろうにも、力が入らない。

仮に立ち上がったとしても…逃げ切れるのだろうか?

無理だろうなぁ…

俺は死を覚悟した。

……

奴が来ない…

何故?

その時だ、別の気配を感じた。

なんとか頭をそちらにむけると、霞んだ先に見えるのは…女?

2つの鎌のような剣を持ち、その女は奴と対峙している。

…?何でそんなことしてる?

え?一体この女はどうしようっていうんだ?

まさか…戦う気か!?

女「…ふぅ…はぁ!!」

その女は両手の剣を高々と上げると、彼女の身体から赤い闘気のようなものが身体を包んだ。そして…

一直線に、奴に向かい走り始めた。

ナマ「…やめろ!勝てっこない!無駄死にするだけだぞ!!」

霞んだ目が少しだけ元に戻っていく中で、その女は僅かに微笑んだように見えた。

奴は突進の態勢に入り、ターゲットを完全に補足した。

後は…

全力で突っ込むのみ…

やめろ…やめてくれええええええええええ!!!!

どこからやってきたかもわからない女が、俺の代わりに死ぬところなんて見たくない。

いや、それ以上に、無力な自分が何もできない今の状況から逃げたかった俺は…

互いがぶつかる直後、目を瞑ってしまった。

断末魔に似た悲鳴が周囲に響き渡り、木々に止まっていた鳥達が逃げていく音が聞こえる。

だから言ったんだ!!

無駄死にだって!俺なんか放って逃げてくれれば!!

それでも目を開けてどうなったかを見てしまう…

人間の恐ろしい本能なのだろうか?怖い物見たさに目を開けると…

信じられない光景が広がっていた。

先ほど俺が奴に与えた傷口に、鎌上の刃を食い込ませていた女がいた。

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断末魔の悲鳴は奴のものだったらしい。

なんてことだ…あの突進を紙一重で避けて、さらに小さな傷口を完璧に狙って攻撃するなんて…

しかしそれでは終わらなかった。

「はぁああああああああ!!!」

そこからは一方的な展開だった。

奴の側面をとった女は目にも止まらぬスピードで、剣で奴の肉体を切り裂いていく。

その時間僅か数秒…

両手を交差し、彼女の身体から出ていた赤い闘気が消えると、奴の身体の側面のあらゆる方向から血飛沫が上がった。

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やった…のか?

横倒れになる奴…荒い呼吸が聞こえてくる。

女「ふぅ…こんなもんか…」

女の顔には汗一つ見えなかった。

あの巨体を前にして、恐怖どころか緊張もしなかったのか!?

女「…君?大丈夫?近くの村の人?こんな場所に一人で…しかも、そんな武器で来ちゃ危ないよ」

ナマ「…え?…ああ…」

あまりにもあっけない結末というか、死すら覚悟した後の結末が…こんな結果に終わってしまって、なんとも言い難い気分になる。

ナマ「…しかし…こんな化け物みたいなモスがいるなんて…村人にも聞かされてなかった…まぁこんな場所に来る連中なんていないからな…」

女「え?モス?…ぷ^^ あはははははは!」

何がおかしいのだろうか?どうみたってモスの親玉くらいにしかみえないじゃないか。

女「あは!…あはははっ…ごめんごめん。笑っちゃいけないよね。こいつはねドスファンゴっていう凶暴な牙獣種なの。まぁルーキーハンターの最初の目標みたいなものね」

ナマ「ドス…ファンゴ?」

女「うん。この寒い時期になると周囲のキノコとかを求めてここらへんの森に出てくるのよ。本来は雪の多い山とかに住んでるんだけどね」

ナマ「はぁ…」

まぁよく見れば確かに雪山とかにいそうな感じのモンスターだ。剛毛だけど保温に適してそうな体毛とかがそれを想像させる。が、肝心の雪山というのがどんなものかがさっぱり想像できないが…

先ほどまでの荒々しさがまったく感じられなくなった、このドスファンゴという化け物を見ていると、なんだかビビってしまっていたことが情けなく感じてきた。

俺はドスファンゴに近づいて奴の目を見た。

傷が相当痛むのだろう…瞳孔が開いたり閉じたりを繰り返している。

が…

何故だかこの時、予感がした。

まだ死なない!

まだ死なない!!!

そう感じた瞬間だった。横倒しになった奴が頭を振り回し、再び起き上がった。

ナマ「あわわわわわわわああああああ!!」

悪い予感がした瞬間、後ろに後退したが、いきなりのことで身体が反応せず、尻餅をついてしまい。その後は、先ほどと同じく恐怖で動けない状態となってしまった。

明らかに奴の目は異常だった。

怒りで我を忘れている…

その巨体に似合わない小さな目が恐ろしく見開かれて、動けない俺を凝視している。

そして…

今度は溜めなどしない、いきなりの突進!

どうにもできない!

巨体は完全に俺に向かってきている。

瞬きする暇もなかった。

奴の突進の勢いを止める術は…ない…

刹那。

自分の馬鹿な頭では理解できないことが起きた。

奴と俺の間に、さっきの女が割って入ってきた。

何故…?

俺なんかのために?

こいつを倒すために?

瞬間に考えられたのはこの2つだけ…

どっちが正解なのかはわからない。

しかし奴の牙は無情にも、彼女の腹部の鎧に突き刺さり、手ごたえを感じた奴はそこで停止し…

牙に刺さったままの彼女を空に放り投げた。

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先ほどまで見えていた彼女の笑顔が一変し、苦悶の表情となった…

あっああ…ああああああああ…

声が出ない、身体も動かせない。

目だけが、奴の動きを見続ける。

放り投げた彼女を後ろ足で蹴飛ばし、さらに方向をかえた。

ドスファンゴは彼女の命を絶つ。

今はそれしか奴の頭にはないのだろう。

牙獣種の王者の誇り。

ワレヲキヅツケタモノハ…ユルサナイ。

俺の頭は恐怖でおかしくなったのだろうか?そう奴が言っているように思えた。

もうあと1秒もしないうちに奴は完全に彼女の方向へと向いてしまうだろう。

俺は何をしているんだ?

何故こんなことになっているんだ?

今日の夕飯の材料を採りにきただけのいつもの森で…

村の者が足を踏み入れない場所に行ってしまって…

猫に襲われて…

化け物に襲われて…

それを救ってくれた人が現れて…

その人が俺を庇って瀕死の状態になって…

そして、この化け物は、その人を殺そうとしている…

俺は何をしているんだ!

俺は!!

 

僅かに手を動かすことができた。

立ち上がる力がでてきた。

唯一の武器である包丁を強く持つことができた!

これだけでいい。

後は…

闘うのみ!!

ぬぅぅぅああああああああああああ!!!!!

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包丁の刃が、奴の剛毛を切り裂いて、飛び散った毛が、顔や腕に刺さっていく。

関係ない…

奴を切っていく度に、硬い表皮が刃を削り、もう切れなくなっていく。

関係ない!!

終には突進をもろにくらい、意識が飛んでいきそうになる…が!

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関係ない!!まだまだああああああ!!!

もう何分経過したんだろうか…?

いや、ほんの数秒なのかもしれない…

気合で押し殺してきた全身のあらゆる箇所の痛みが、脳へと伝わってくる。

それが、本来の俺の力の限界だから…もう寝ていろ!という脳からの命令が、視界をぼやけさせ、意識を失わせようとしている。

ふざけるな!

まだ…まだ力は入る!!

まだ…まだ戦える!!

 

ドスファンゴにとってもこれは予想していなかったのだろう。

己の持つ最大の力で幾度もぶつかった相手が、未だに立ち上がってきては、我に剣を向けてくる。

そればかりか、隙を突いて無駄とわかっていながらも、力強く剣を押し当てて、切れない剣で我を切り裂こうとする。

奴の身体は限界にきている。

もう一度。我の牙で身体を射抜かれては、立ち上がることはできまい。

だが、何故だ?

奴にはまだまだ戦うという気合が伝わってくる。

何故だ??

腕の立つ狩人とて、我の一撃で死を迎えようとしている中…

何故この者は立ち上がるのだ!?

 

互いに譲れぬ物がある。

牙獣種の王者としての誇り。

自分のために命をかけて守ってくれた人のために。

 

次が最後の攻撃だ!

次こそで奴を仕留める!

 

寒冷期の冷たい空気が、肌に突き刺さる。

しかし彼にとっては、それもいい眠気覚ましにしかすぎない。

もう後はない。

残っている全ての力を込めて!!

静寂で包まれた空間に、風になびかれて、枝から落ちた木の実が地面に落ちようとしている。

それは新たな生命のための何千、何万年も前から当たり前に行われている生命の儀式。

その儀式が終わった音が、彼等の命を懸けた最後の戦いの合図となった。

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ゆくぞ!!若き狩人よ!!! 

 

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ぬぅああああああああ!!!

これが!

これが! 

最後だああああああああああああ!! 

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俺は、ドスファンゴの突進を、僅かに残った力で、横に回避し、今まで傷をつけてきた奴の横腹に全ての力を注いだ一撃を叩き込んだ!

手ごたえあった!!

表皮ではなく、確実に奴の肉を切り裂いた手ごたえがあった!

が…

今までの攻撃で、きっと俺がここを狙うのはわかったいたのだろう。

僅かに身体を傾けて、切断される部分を浅くしやがった…

さすが…牙獣種の王と言われるだけはある…

つえぇや…

その後、ズンという響く音とともに、俺の腹はドスファンゴの牙が刺さり。空に投げ出された。

地面に落ちる瞬間、俺を助けてくれた女はどうなったかな・・・と思っていた。

結局…俺は何もできなかった…

母さんの望むような「誰かを守れるような者」に…

へっ…

なさけねぇなぁ…

意識が遠のいていく…腹から俺の血が流れ出てるのが自分でもわかる。

でも不思議なんだよなぁ…

あまり痛くはないんだ。

眠る直前の安堵感に似ている。

これが…死か…思っ…てた…よ…り…つら…く…

?「誰だ?この男は?」

?「さぁ…でも…あのドスファンゴをあそこまで弱らせたのはこの人かもよ?」

…なんだ?誰だ?ここは天国なのか?

…天国にもドスファンゴがいるのか?

…できるならもう…会いたくねぇなぁ…

?「なんにせよ、こいつはついてるね。アイツを狩れば、そこそこ収入はあるでしょ?早めに切り上げて宿にもどろう。あの子の治療もあるし」

?「だねぇ。アイルー達のおかげでそんなにひどい傷でもないのは幸いだったね」

?「さぁ!いくよ!」

?「了解^^」

…何の会話だかさっぱりわからねぇ。

薄れゆく意識の中で、俺が見たのは白煙が立ち込める世界だった。

…ああ…これが天国なんだと思っていた。

しかし、その白煙の世界を切り裂いて現れたのは…

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薄い赤と青で透き通った2本の剣を持つ者と 

蒼く美しい巨大な銃槍を持った者の二人が、一瞬にしてドスファンゴを絶命させた。 

 

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何が一体どうなってるのか・・・?

もうどうでもいいや…

そして俺は意識を失った。

この出来事と出会いが、俺の人生を全て変えてしまうことになる。

そう…俺の中で求めていた世界への旅は…

この時から始まった。

 

 

 

 

 

続きをまてぃ!!

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